当社ではPPP導入企業・団体との伴走、活動支援を「当社(及び協働者の)具体的な事業にする」ことを目指して、さまざまな方々との交流、情報交換を進めています。
交流や情報交換から何かが始まるということもあると思います。ぜひRRPと話をしたい、聞いてみたい、自分の場所を見てほしいというような声がけを頂ければありがたいと思います。
先日2021年12月7日、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の塩見会長にお声がけをいただき、静岡県三島市を拠点とする建設会社、加和太建設 さまの人材育成・交流拠点を目指したまちなか資源(民間不動産、公共不動産等)の活用取り組みやPFIをはじめとするPPP的な取り組みについてお教えいただきながら現地を視察させていただきました。
RRPでは、かねてより業界が「新・建設業」「新しい不動産業」を目指すべきであるという考え方を持っています。
自社が拠点とする地域の都市経営課題に向き合い、地域に根ざしながら課題解決につながる「事業」を自ら企画し、創り出し、取り組むことができる創注型の建設業を目指すことで自らの持続可能性も高める、というのが「新・建設業」「新しい不動産業」という言葉に込めた私の考えです。
建設業にとって、また不動産事業者(事業領域が開発事業、取引業、管理業と違っていても)にとって共通しているのはどちらの収益基盤も「地域の価値(市場価値を形成する利便性、住みやすさ、アメニティの充実、居心地の良さなど様々な暮らしにもたらす価値)」に従うということです。
産業の持続可能性が地域の価値の高さを前提としたものであるならば、自ら持続可能性を高め事業基盤を強固なものにするためにも「誰かが与えてくれた価値」に乗じるだけでなく、「地域の価値創造」に加わり、時には自ら企て実践する、そんな「新しい不動産業」に向かっていくべきだと考えます。
今回の視察でお伺いした加和太建設様の取り組みは、まさに「新・建設業」「新しい不動産業」という考え方を体現したものだったと思います。視察時の記録としてnoteにも公開しています。こちらも併せてご参照ください。
https://note.com/yabetomo32/n/n7646136b12e6